2021年3月 9日 (火)

ブリーダー 2

これは私の強い考えなのですが、ブリーダーは職業であってはならないと考えています。
つまり、犬を繁殖することが「仕事」「生活の糧」であるべきではない、と私は強く思うのです。
自分の職業はブリーダーである、と言う方々には大いなる疑問をもちます。
アメリカでお付き合いのある、私が尊敬するブリーダーたちは、皆、犬は趣味の範囲であって生活のための仕事は別にちゃんと持っています。
日本でも、極々(!強調)少ないと思われる真面目なブリーダーたちは、犬の繁殖が生活の糧ではありません。
真面目に繁殖に取り組むと、お金は儲かりません。
扱うのは命ですから、その命に対して責任が常にあり、誰かに売ったらそれで終わりではないし、そうすべきではないと思っています。

一腹子犬が生まれて全て売れれば、まとまった金額になって儲かった気になると思うのですが、冷静に長い目で見たら儲かりなんてしないんです。
1頭のメスがお産できる数は限られますし(これもいずれ制限がつきます)その親犬の一生のうちの数年ですから、言い方は悪いのですが、いずれ子犬を産まない(産めない)タダメシ食いを長い間養うことになります。
その経費、自分の生活費のために、さらに産んでくれるメス犬を補強し、、、とやっていくから(ある意味自転車操業)そのへんのブリーダーは山のような数の犬を抱えるのではないでしょうか。

子犬を売ってお金にして、それを生活の糧としている人たちは「コマーシャルブリーダー」(commercial breeder)です。
典型は、自家繁殖のペットショップみたいなもの、と考えればわかりやすいかもしれません。
ペットショップではなくても、このタイプのブリーダーはたくさんいます。
毎年出産があって、定期的に子犬がいます。年に複数回お産があることも珍しくありません。
この手のブリーダーで規模が大きくて犬の数もたくさんいて(時に数犬種)年中お産があるのが、子犬工場=パピーミル(puppy mill)です。
そこまでいかずとも、真面目に犬種の勉強もせずに、片手間に家庭で繁殖をしてお小遣い稼ぎのようにしている人たちはバックヤードブリーダー(backyard breeder)私はよく「裏庭」と呼んでいます。(笑)
うち子の赤ちゃんが見たい、ちょっと生ませてみたい、的な人は素人ブリーダー。

ブリーダーという言葉ひとつでも、こうやっていろいろいるんです。(苦笑)
じゃぁ、真面目なブリーダーはなんと言えばいいんでしょうね。。。
シリアス(serious)ブリーダーという言い方をよく目にしたり耳にしたりするのですが、なんか私、この言葉の響きがあまり好きではないというか、ちょっと違和感を覚えます。
ちなみに英語だと reputable(評判がいい、信頼できる)breeder とか、responsible(信用できる、信頼できる)breeder、あるいは ethical(道徳的な、倫理にかなった)breeder という言葉が使われることが多いです。
responsible は、責任(responsibility)あるという意味あいもあるので、いい言葉だな、と思ったりするんですが、真面目で良いブリーダーを一言で表す良い日本語ってないですかね?

長くなりましたが、ブリーダーを見極める話、よくよく見たら5年半前の昔「繁殖制限」のタイトルで書いていました。
その記事の中にもまたリンクがあって、やはり同じようなことを書いてますね。
言いたいことは時間が経っても基本的に変わらないということで。。
お時間のある方は、過去ログ、読んでくださるとありがたいです。

 

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2021年3月 5日 (金)

とり急ぎの報告

今回飼い主さんを募集していた子犬は、無事に飼い主さんが決まりました。
次の繁殖は、ないかもしれません。
少なくとも、私自身は自分の年齢、家族、生活環境などを考えると残念ながら可能性は低いのが現実です。

この先、私のところも含め、関連する子で先につながる場合があれば、またお知らせします。

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ブリーダー 1

ブリーダー=繁殖者 ですが、一般に言う「ブリーダー」って、どういうイメージなんだろう? と、考えていました。
というのも、子犬を買う一般の方、、、って変な言い方ですが、まぁ、普通の、というか、犬業界に関わらない人々みたいな感じです。
そのような人たちは、どういうふうに考えているんでしょう?

ブリーダーは犬種の番人 という言い方があります。
繁殖について語ろうとなると、奥が深くキリがなくなってしまうのですが。。。

ある犬種を繁殖する人(ブリーダー)は、その犬種を崩さない繁殖をするべきで、繁殖にあたっては、将来の犬種のためにその犬種がより良く発展するよう努力するべきだと私は考えています。
どの犬種にも、その犬種がどうあるべきか、見た目、サイズ、気質、性質などについて細かく定められた「犬種標準」(ブリードスタンダード)があります。
ブリーダーは、自分が手掛ける犬種の犬種標準をまず知り、理解する必要があります。
そして、そこから大きく外れる(例えばまっすぐであるべき部分が曲がっているとか、ありえない毛色が出るとか)ことがないよう、繁殖するオスやメスの見極めをして繁殖しなくてはならないのです。

犬種標準はその犬種の理想像なのですが、100%それに合致した犬はおそらくいません。
少なからず、欠点と言われるものを持っていたり、欠点には至らずともちょっと足りない点があったりするものです。
(例えば耳が付いている位置が少し標準よりズレているとか、指の形が理想とちょっと違うとか)
犬は生き物で工業製品ではないので、設計図通りに間違いなくきちんと出来上がる、ということはまずありえません。
通常、大きな欠点や欠陥がない個体を繁殖に用い、さらに、向上するべく足りない部分を補える、あるいは改良が望めるであろう犬を交配相手に選びます。
同じ犬種だからなんでもいい、という訳ではなく、交配するオスもメスもよく見極める必要があります。
その見極めの方法の一つが、犬種を審査するドッグショーなのです。

ドッグショーに関しても関わっているといろいろあるので、細かい話は割愛しますが、じゃぁ「チャンピオン」というタイトルがついていればなんでもいいのか? というと、これまた話はそう簡単ではありません。
基本はやはり、まず犬種標準を理解し、チャンピオンだろうが何だろうが、犬を見極める知識と目を持っていなくてはなりません。

考え抜いて相手を選び、さらに良い子が生まれることを望んで繁殖をするのですが、何が難しいかというと、全てがこちらが考えた理想通りにはいかない、という点です。
これが設計図通りに製品を作るのとは大きく違う点で、どうしても私たちの考えや手には及ばない「神様の手」があちこちに入ってしまうのです。

理屈はともかく、真面目に繁殖を考えるということは、実に頭の痛いことなのです。
昨年のスタンダードプードルのJKC登録頭数は1,000を超えました。
30年前、1年間の登録数は50くらいだったかと思います。
今はSNSなど見ると、あちこちでスタンダードプードルが生まれています。
もう乱繁殖じゃないの? という感じもするし、実際にみなさん、どのくらい考えて繁殖されているのか、じっくり膝を交えてお話を伺いたい、と思うケースもあります。(苦笑)

一般的には、犬種標準から大きくかけ離れた子たちを見かけることは珍しくありません。
生まれてくる犬には罪はありません。
でも、繁殖する人たちは、少しは考えて繁殖してほしいと思うのです。
犬種を崩すには2代、いや、時には1代で十分です。あっと言う間に犬種標準から大外れになります。ある意味簡単です。
逆に、良くする方は時にとても難しく、一つ二つの欠点を改良するのに何代もかかることすらあります。

長くなるので続きます。

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2021年2月18日 (木)

フランク・サベラ氏

先日、バレンタインの日に「神様」フランク・サベラ氏が亡くなられました。
去年だったか、FBのプードルグループに、彼の誕生日に会いに老人ホームに行ってきた、という人の投稿がありました。

こちらのリンクは、Dog News が彼にインタビューした記事です。
いつのインタビューかわかりませんが、彼の名前にひっかけて「Frankly Speaking」(ざっくばらんな話、あるいは率直に言って、的な意味)というタイトル、なかなか洒落てますね。
彼は昔ダンサーだったという話を耳にしたことがあったのですが、この中では、けっこう詳しく自分の経緯、特に昔ダンサーだったことについて触れています。

このインタビュー記事の後半ではもちろん、プードルに関する大切な話もしています。
ただ、modified continental clip(MCC)というスタイルについてちょっと誤解しているかな? という内容も。
というのは「プードルの犬種標準では足について明確に記載されているのに、このカットだと足(foot)が隠れてしまうことが問題だ」といったことを話しているのですが、MCCはメインコートやトップなどが通常のショーのコンチネンタルよりも短いスタイルなだけで、足はちゃんと見えるのです。
もしかしたら、ヨーロッパで見られるスカンディナビアンのスタイルと誤解しているのではないか?と思ったのですが、それであれば足(foot, feet)とは言わず、脚(leg)もしくは後肢(hind legs)と言ったと思うんですよね。。。
なので、ここは彼が誤解しているか、あるいは足元が覆われていたカットをどこかでみたのか? ですね。

画像は、ティナをMCCにしていた時のものです。
日本だとそのままペットコンチですが、アメリカでは今、このスタイルでショーに出せるようになっています。
それでも、フルコートでトップを上げた通常のショースタイルに比べると不利になるという意見も多く、最初からMCCで出すよりも、一旦CHフィニッシュしてからその上(Grand Champion)を目指すのにMCCにしている人が多い印象です。
全体的に短いコンチで、特徴的なのは頭の作り方。
クラウンと耳の境目をつけてはいけないというカットルールがあります。
日本で言う、いわゆるアフロスタイルのような感じです。
私は頭ばっかり大きく見えて嫌だったので、去年、MCCもやめて短くした時に耳の境を作ってスッキリでした。(笑)

Mcc_tina

それはともかく。
リンクしたインタビュー記事では、ewe neck(ユーネック。決してUネックではないです!)やゲイテールの問題について熱く語っています。もうほんと、ここはなんとかしてほしいところですよ。昨今、リングの中でストレートな綺麗なテールをした犬を見る方が少なくなって、ゲイテールでないと勝てないんじゃないの?という感じになっていますからね。(ユーネックもゲイテールも重大欠点)
顔の重要さについても語っています。
そういえば、彼はジャッジしている時、どんな犬種でも顔にはこだわっていた感じです。
常に手早く、見ていて彼の好みまでわかるようなはっきりしたジャッジをする人でした。

昔のPCAの記事にも書きましたが、とにかく彼はユニークでした。
PCAでは、犬の扱いに手こずるハンドラーに自ら見本を示したのですが、日本でもサルーキのリングで同じことをしました。
ただし、この時はもう彼は自分でリードを持って走るにはやや年配過ぎたのか、同じリングにいた別のハンドラーに「あなたが見本見せてあげなさい」と言ってやらせちゃってましたけど。(笑)
その記事にも書きましたが、初来日の時の部会審査で、落としたくなかったから、サイズ内であることを確認するために(体高を)測った と言う言葉が今でも強く印象に残っています。
ある意味、信念のジャッジだったと思います。


Book
10年ちょっと前、日本に審査に来た時につかまえて、古い本にサインしてもらいました。
RIP。

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2021年1月25日 (月)

サラちゃん還暦(12歳)

先日20日、ジャニスの子たちが12歳になりました。
人間と犬の年齢換算として合っているかどうかわかりませんが、12年で干支が一回りですから、私は犬の12歳は犬の還暦と個人的に考えています。

Sara_121

Sara_12

何年か前、どこで会った人かも覚えていないのですが、思わぬ言葉をかけられたことがあります。

「スタンプーって短命ですよね!?」

え???
びっくりです。
うちの連中は今のところみんな揃って10代に楽勝で突入しています。
菜々子は16歳ちょっと手前まで頑張りましたし、リアンもとりあえずは15歳は超えました。
ジャニスも15歳半を超えて今でも元気にボール遊びをしています。
目もちゃんと見えているし、遠くなったとは言え耳も聞こえています。

そうそう、ジャニスはJKC Gazette 1・2月号の長寿犬表彰に無事載せてもらうことができました。
姉妹のケイトは残念なことに血管肉腫で一昨年亡くなってしまったために一緒に表彰ページに載ることができませんでしたが、それでも14歳まで元気で過ごしていました。

Janis_g

スタンダードプードルは短命

私にこう言った方の「短命」というのがいくつくらいなのか具体的に聞かなかったのですが、実際のところネットなどで見ていると10歳いかずに亡くなる子がそこそこいることに驚いてしまいます。
健康であれば、スタンダードプードルは長生きで、リアンのアメリカの親元の子達もほとんどが15歳ちかく、あるいは15歳を超えるまで生きています。
ジャニスの父方のひいおじいさんは(カナダ)17歳まで生きました。

先日、30年前には考えられなかったくらいスタンダードプードルが増えたよねー、と友人と話をしていました。
あちこちで生まれているので、今、スタンダードが欲しい場合、楽にみつかるのではないでしょうか。
子犬を探している方は、どうぞブリーダーをきちんと見極めてほしいと思います。

おっと、、、ブリーダーを見極めて、、とか、このへんの話をし始めると恐ろしく長くなりそうなので、次回に回そうと思います。(苦笑)
(大きな声で、、、、、、言っちゃえ! えぇ、巷にはいい加減なブリーダーがいるんですよ、たくさん!)

どうぞ、みなさんの愛おしいスタンダードプードルたちも健康で長生きでよい犬生をずっと送れますように。

 

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2021年1月13日 (水)

新年のお知らせ 子犬

コロナが収まらないまま2020年が終わり、コロナを引きずったまま2021年に突入してしまいました。
今年は、なんとかこのパンデミックの終焉が見えれば良いのですが。。。

首都圏などに再び緊急事態宣言が出てしまった中、ようやく個人的には嬉しいニュースがでてきました。

久々に子犬が生まれます!

とは言え、私のところではありません。
ティナの姉妹が、ようやく、というかたちになります。
予定では、2月半ばを過ぎた頃になるかと思います。
全てホワイトになると思います。

子犬の詳細などについては、こちらから取次をします。(手数料なんて取らないですよ/笑)
子犬募集についての注意というか、希望としては、私のサイトにあるものに準じています。(母犬オーナー了承済)
両親とも遺伝性疾患のテストはもちろんやっています。
「検査済」の一言で済ませてはいませんので(笑)結果についてはちゃんとお見せできます。

子犬をお譲りする際の条件などについては、こちらを参照しください。
つい紋切り型で厳しいような口調で書いてしまっていますが、大切な命を10年以上預けるのですから、繁殖者としてはお金さえ払ってもらえれば誰でもいい、という訳にはいかないのです。
そのへんのところをご理解いただけると幸いです。
今まで子犬を譲った先でも、独身の方もいれば、複数飼育している方もいらっしゃいます。
このへんの判断は、程度や環境次第ですし、お互いに話をして納得ができれば心配に及ばないこともありますので。

http://standard-poodle.net/puppy.html

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2020年11月14日 (土)

4年も放置!

なんとも、、、4年も放置してしまいました。。。

面倒臭い、とか、まぁ、いろいろと理由はあるのですが、全て言い訳です。

 

ただ、この4年の間にいろいろありました。

人が信じられなくなるような酷いこともありました。

そのへんについては、あと10年くらいしたら(笑)何があったのか詳細に書くかもしれません。

人は怖いですね。

私は基本、善人説を信じているのですが、予想もしなようなことを考えたり、そこまでするか? というようなことをする人というのがこの世の中にいる、ということをあらためて気づかされました。

 

さて、4年の間。

ホームページもほぼ放置ですが、いくつかニュースがあります。

OptiGen が買収されてなくなってしまいました。

イギリスのAnimal Health Trust(AHT)が潰れてなくなってしまいました。

こちらは、大学が引き取ったようです。

どこかに記事があったと思うのですが、出てきたら紹介します。

 

我が家では、ティナは無事に FCI チャンピオンにまでなり、2019年3月にアメリカで交配、8匹の子犬を出産しました。

しかし1頭は死産、もう1頭は非常に弱く、生き残ることができませんでした。

この2頭の件は、今でも心に傷になっています。

いくら考えても無理なことだったとは思うのですが、救えなかったのが残念で、今でも涙が出ます。

子犬たちは比較的高クォーリティで、1胎児全てにあまり差がなく、質的にとても揃っていました。

これはひとえに、使ったオスの能力だと思います。

別のメスが産んだ同じオスの子を見たリアンの親元も、子犬の質が全て揃っていてクォーリティが高いと言っていました。

 

ティナの子供のうち、ひとりを残しました。Cyndi です。

ぼちぼちこの子の紹介もしていきたいと思っています。

 

そうそう、面倒くさがりの私が出来心で(笑)instagram をやってみました。(あら、今見たらちょうど4年前!)

これもマメに更新はしていませんが、phoebe_std で検索してみてください。

フォロー、アンフォロー、お気軽に。(笑)

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2016年6月27日 (月)

放置の果て。。。

放置続きばっかりだったら、もう6月も終わりかけています。(殴)

一応生存表明。(笑)

いくつかアップデートしなくてはならないこと、その他本当はいろいろあります。

まず朗報イチ

もう去年からなのですが(殴)OptiGen が日本からの検体を再び受け付け始めています。

オーストラリアのラボに全て委託していたのですが、直接アメリカに送ることができるようになりました。それも、血液ではなくチークスワブでの検体提出が可能です。

一時期、オーストラリアのラボは動物の検査をやめたという話があったようですが、それは全くのウソでデマです。

実際は、そこにいた日本人スタッフがそっくりいなくなって別会社に移っただけで(そのため、日本語表記のページがなくなった)今でも引き続き動物の遺伝子検査は行っています。確認済みです。

多くの日本人が英語でのやりとりに不自由を感じているからとは言え、やめたなんてありもしない話を作ってコッチの会社にどうぞ、なんて、すごい商法ですよね。(呆)

一応、URL貼っておきます。

アメリカ OptiGen: http://optigen.com/

オーストラリア http://www.animalnetwork.com.au/tests/

英語でのやりとり、オーダーの仕方、その他不明の場合、力強い助っ人を申し出てくれているのが兵庫にいる知人のステファニーです。

もちろん、手数料はかかりますが、日本語にも堪能で日本語でのメールのやりとりも問題ないので、わからなければ問い合わせをしてみてください。(本人に了承済みです)

ステファニー(ワールドドッグズ・アジア)

http://www.worlddogsasia.com/

カテゴリーに「遺伝性疾患・病気など」を追加しました。古い記事もカテゴリー変更して行く予定です。

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2016年3月24日 (木)

リアン

16日午前、リアンが亡くなりました。15歳1ヶ月ちょっとでした。

去年夏過ぎ頃から足腰も含めて一気に年老いた感じになり、今年15歳の誕生日は無事に迎えられたものの、実は、16歳までは無理だろうと思っていたところです。


Img_0066

亡くなるまでいろいろありまして、、、、

リアンは菜々子に比べると本当に健康で、特に大きな病気もせず、病院に世話になることなどほとんどありませんでした。

このまま、静かに老衰という形で亡くなるんだろうな、などと思っていたのですが、よりによって突然ブロートを起こしました。

加齢リスクがこんなに恐ろしいとは、という感じです。

ガス抜きと胃洗浄で一旦捻転していた胃は元に戻ったのですが、翌日再びガスが溜まって捻転しかけたために手術となりました。

15歳のリスクもありますが、捻転してしまったらそのまま苦しんで死ぬだけなので、これは手術に賭けるしかないという状況です。

系統的にもブロートはないし、遺伝的要因は考えられないのでブロートとは無縁で生涯を終えると思っていた矢先に、よりによって、という感じです。

もともと痩せていたのですが(それだけでもリスクになります)食事も生活も変化はないのに、気付いたら半年で4キロ近く体重が落ちていました。

年老いて筋肉が落ちて、痩せてくると一気にリスクが高くなるので油断できないと、ブロートに詳しい方からも指摘されたとおりです。

若くでブロートを経験した子はもちろんですが、今まで一度もそのようなことがなくても10歳を超えたら気をつけていてほしいと思います。

術後は若い犬に比べて決して経過が良い訳ではなく、体調の波もありましたが亡くなる前日は元気でよく食べてよく歩き、このまま数ヶ月は半介護になっても元気で過ごすのではないかと思っていたところでした。

それが翌朝になって体調が激変し、結局そのまま亡くなりました。

ブロートを起こす前の週からナックリングが始まったり、手術後うちで面倒を見ていた時も大きなテンカン様発作を起こしたり、神経系統からくると思われる小さな発作もあったので確定診断はしていませんが脳腫瘍など、何か神経系に異常があったのではないかと思える状態でした。

リアンの兄妹のロッコは去年安楽死になってしまったし、リアンと同じ日に生まれたいとこに当たる子も15歳の誕生日を迎えてすぐに亡くなっています。

シカゴに電話して報告した時に、13歳を過ぎたら何が起きてもおかしくない。14, 15まで生きられたのはある意味ボーナスみたいなものと言われました。

リアンを迎えに行った日のこと、数年後にアメリカでショーに出すために(リアンを譲ってもらった時の約束でした)連れて行った事などなど、昨日のことのように覚えています。

この30年ほど、たくさんのスタンダードを見てきましたが、リアンの顔は今まで見た中で1,2を争うほどきれいだと今でも感じています。

特に、あのしっかりとした下顎。こういうきれいな下顎を持った犬は、実際にはなかなかいません。

あのリアンの「顔」が欲しくても、同じ顔に出ないんですよねぇ。(苦笑)

うちでは、皿ちゃんが下顎も含めて一番似ていますが、やはり同じではない。当たり前ですけどね。。。

Canada

リアンがいなくなって、いなくなったことに対する違和感が日々薄れ、いないことに慣れて行く自分にも違和感があります。

手術後、抜糸が済んだら洗ってきれいにしてあげようと思っていたのに、その前にいなくなってしまいました。

向こうでNINAKOちゃんに会っていることを願っています。

NINAKO ちゃんが見つけてくれれば、きっとピカピカにしてくれるのではないかと思って。

Leanne_fuji

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2016年3月 2日 (水)

悲しいニュース

今年は閏年だったんですね。

当日まで全然気付かずにいました。(恥)

2月29日は、2年前に亡くなられた佐久間さんの誕生日でもありました。

こんなところまで佐久間さんらしい、なんて笑っていたこともありましたっけ。

そんなこんなで、佐久間さんのことを思い出していた矢先、チャーリー・ツナ(Charlie Tuna)が亡くなったというニュースをネットで知りました。

71歳。原因はわからないようですが、19日、寝ている間に静かに天に召されたようです。

チャーリー・ツナと言われても、わかる方は少ないかもしれません。

アメリカのラジオDJです。

アメリカのヒットソングを聴きたかったのと、英語の勉強も兼ねて10代の頃はずっとアメリカ軍向けのラジオ局を聞いていました。当時はFEN(Far East Network)、今は AFN(American Forces Network)と名称が変わっていますが、このラジオ局で軽快なトークとヒット曲で構成された Charlie Tuna Show を聞いて以来のファンでした。

この番組では、視聴者と電話で直接話をするコーナーがあって、その中で視聴者の質問に答えるというものがありました。

古い曲のタイトルがわからないとか、歌っている人は誰だったか思い出せないといった質問なのですが、驚くべきことに、チャーリーはほんの些細なヒントでも私が聞いていた限り、必ず正解を伝えていました。

わからない、と返事をしているのを一度も聞いたことがありません。なんでこんなに詳しいんだろうと驚いたものです。

聞き始めの頃はもちろんほとんど聞き取れず、なんて早口な人なんだろうと思っていたけれど。


一昨年、インターネットラジオで偶然また彼の番組をみつけて、飛び上がるほど嬉しく、度々聞いていました。

懐かしい声やトークの調子は、当時と全然変わっていませんでした。
チャーリーと、American Top 40 のケイシー・ケースン、そして当時の数々のヒット曲が私の最大の英語の先生だったのですが、ケイシーも2年前に亡くなられてしまって残念です。

ごくわずかですが、チャーリーの音声はYouTube で検索すると出て来ます。


やっぱりしゃべり方、今聞いてもやや早いですね。(笑)

ここでは、電話口の視聴者にチャーリーの方からクイズを出してますね。

ケイシーの American Top 40 は、一部著作権の都合なのか、ミュートになったり音声が極端に悪いもの、ショートカットされたものがあったりしますが、3時間ほどの当時の番組をそのまま YouTube で聴くことができるものもあり、懐かしいです。

ここ数ヶ月で David Bowie、EW&F の Maurice White と立て続けに訃報が続いた後で、つい一昨年ラジオで再会したばかりのチャーリーが亡くなってしまって、もうその声を聞けなくなったことは本当に残念です。


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2016年1月29日 (金)

Birthday girls

20日に皿ちゃんが7歳に、29日にはリアンが15歳になりました。

皿はまだまだ若いのでバリバリ飛んで歩いていますが、さすがにリアンはお年寄り風情が強くなってきました。

去年の今ごろはまだ放牧場を飛ぶように走っていたのですが、去年の夏過ぎ頃からぐっと年老いた感じになり、今ではトボトボ、テクテク歩く程度です。

鉄砲玉のようにピューっとすっ飛んで消えて行く、という心配がなくなって、そのへんにぽいっと置いていても気楽かな、という感じでもありますが(苦笑)ちょっと寂しいです。

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それにしても、時折、10歳に満たない年齢でスタンダードプードルが亡くなる話を見聞きするのですが、何が原因でそんなに若くで死んじゃうんだろう、、、と、ちょっと不思議です。

今のところ、私の所ではスタンダードの15歳越えは菜々子とリアンだけで、今年11歳になるジャニスがどれくらい頑張るか未知数ですが、私の印象ではプードルはスタンダードも含めて比較的長寿犬種なんですけどね。

リアンの母犬は17歳近くまで生きていたし、ジャニスの父方の祖父も確か17歳くらいの長寿だったはずです。

10歳直前で免疫性疾患を患い、その後ブロートも何度か経験してボロボロだった菜々子でも15歳8ヶ月くらいだったので、10歳に満たずに死なれてしまうのは辛いなぁ、と思います。

先日、David Bowie が亡くなって、時代が1つ終わったような気になっていたら、その数日後には Eagles の Glenn Frey が亡くなりました。Eagles、好きだったなぁ。

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2016年1月13日 (水)

The day the music died

2016年になり、新年からここ数年の常となっているバラの植替えにせっせといそしんでいました。

ピエールとエモーションブルーの剪定と誘引も終わり、あとはつるバラ3つの誘引を残すだけとなって、ようやく少しバラ仕事が一段落して気が楽になってきたところです。

そんなこんなの頃、かのデビッド・ボウィ69歳の誕生日が8日。久々にアルバム発表という話が出て来て、おー、と思っていたのも束の間、なんとその2日後に亡くなったというニュースにただただ驚いています。

なんというタイミングなのだろう。。

タイトル:The day the music died(音楽が死んだ日)

これは、ジョン・レノンが亡くなった時、当時のニュース雑誌、TIME か Newsweek のどちらかだったか? いや、もしかしたら新聞だったのかも? この一文が表紙のタイトルになっていたことを強烈に覚えています。

音楽が死んだ日:この一文は、ドン・マクリーンの代表作、American Pie の歌詞の一部です。(長い歌詞の中で重要な意味になっている)

ボウィが亡くなったその日、the day the music died again という感じかな。。

この1年半はガンとの戦いだったと読んで、すぐに頭に浮かんだのが佐久間さんのことでした。

佐久間さんも亡くなってから間もなく2年になろうとしているところだし(1月16日)彼もガンとわかってからも精力的に活動して、そんな中で新しい作品を作って旅立って行ったことが重なりました。

Blackstar が全曲 YouTube で公開されているのでいくつか聞いたのですが、自分の人生の終焉が近いということを悟っているような内容であったり、復活を思い起こさせるラザロという曲があったり。。。

デビッド・ボウィ逝去のニュースの晩から、古いものから最新のものまで、いくつも YouTube を見て回ってしまいました。

人はいつかこの世を去るのは仕方がないことだけれど、好きだったアーティストがこうして去って行くのはなんとも寂しいものです。

ボウィの場合は70年代、Ziggy Stardust の強烈なイメージから、時代ごとに変化をとげつつも、いつもスマートで「さすが!」と思わせるカッコ良さと年を重ねても磨きがかかるダンディさが、なんとも素敵でした。

私よりも若い世代の人たちには、映画「戦場のメリークリスマス」での姿の方がお馴染みなのかもしれませんが、その映画にしても考えてみたらもう30年以上も前になるんですよねー。

いやぁ、年月が過ぎるのが早いわ。。。(苦笑)

私がボウィを知った当時は、今のようにインターネットも YouTube も当然ない時代。MTVが出てくるまで動く姿をほとんど見るチャンスなんてありませんでした。

こんなに怪しくキレイな男の人が世の中にはいるんだ、、、という驚きでしたねぇ。

眉毛がなくて額にお月さまを描いていた頃のなんだか爬虫類的なアヤしさ(笑)も凄かったけれど、やはり一番の衝撃は「The Man Who Sold The World」のアルバム写真。お時間のある方は、このタイトルでgoogle 画像検索してみてください。ビックリしますから!(笑)

その後、ジュリーが派手な衣装と化粧で世間から眉をひそめられていた頃、ボウィに比べたら全然じゃん? なんでこのくらいで騒がれるんだ? なんて思ったものだけれど。(笑)

いろいろとそんな懐かしい頃のことを思い出しつつ、今回は久々にショックなニュースで、ちょっと引きずりそうです。

Space Oddity, Starman, Life on Mars、Ziggy Stardust やはり、ボウィというと、こうした宇宙物(笑)がまっさきに浮かびます。




こうして久々によく聞くと、当たり前だけれど waiting の発音とか、ほんとにイギリス英語。
訛っているんじゃなくて、これが本当は正当で私などが耳慣れているのが「アメリカ訛り」なのよね、、、本当は。。。(苦笑)



Ziggy のあと、80年に入ってからのボウィ。


フレディ・マーキュリーとのコラボ。Under Pressure

フレディの追悼コンサートでのボウィ、これはカッコ良すぎる。。フレディの体操着も懐かしいけど。(笑)

フレディ・マーキュリーが亡くなった時も衝撃だったけれど、あれから今年でもう25年にもなるんですね。

 

二人とも、もう天国で再会したでしょうね。RIP。

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2015年12月31日 (木)

さよなら2015

ブログ、さぼり過ぎですね。。。(殴)

11月からちょっと忙しくて、あれよあれよという間に12月になって、あっと言う間に大晦日。

時間、あったはずなんだけど。(謎)

2015年も早かったなー、と、毎年同じようなことをたぶん言っています。

いろいろあって、特に後半はちょっとストレスを感じることも多かった1年。

明日からの2016年は、良い年にしたいものです。

みなさま、良いお年を。

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2015年10月27日 (火)

繁殖制限

先日、Yahoo ニュースに「犬の繁殖回数制限へ=悪質ブリーダー排除-環境省」というタイトルで短い記事が配信されていました。

記事によると「環境省は24日、子犬をペットとして販売するブリーダーに対し、親犬への過度な負担を避けるため、年間の繁殖回数を制限する方向で調整に入った。」とのこと。

これは、是非近いうちに必ず実現してほしいです。

実現のためには、各種犬種団体(JKC, KCJ, 日保, コリークラブなど)の協力も必須になりますから、是非協力してほしいと思います。

そして、できればメス犬の繁殖可能年齢の設定や、生涯での出産回数の制限、初回発情での出産も禁止してほしいし、違反した場合の罰則も付けてほしいです。

初回発情での交配・出産禁止を目的にJKCの場合、生後9ヶ月未満の交配は認められないとなっていますが、メス犬が高齢で出産することに関しての制限は今のところありません。同様に、1頭のメスが生涯で何度お産するかについても制限は全くありません。

ブリーダー(とは呼びたくない犬屋/苦笑)は、10歳近くでも平気でお産させたりする人がいますし、こういう人はメス犬が健康で産めるうちは大丈夫なんてうそぶくわけで。。

スタンダードプードルの場合は初回発情が比較的遅く(早くて1歳頃、だいたいが1歳半前後~遅いと2歳)犬屋さんたちは、やっときた最初の発情ですぐに交配して産ませる、ということがけっこうあるようです。

私が今まで知っている中で一番酷かった犬屋(すでにブリーダーとは呼べません)は、1頭のメスに対して初回発情から4年間ちょっとで9連続出産なんて鬼畜なことをやっていました。

当時、この犬屋にはサイトも掲示板もあってネットでは比較的人気のある「ブリーダー」で、産ませればいくらでも子犬が売れるような状態でした。

当時のサイトや掲示板から、1頭のメス犬がどんな頻度でどれくらい出産しているか見ていればわかるはずなのに、このようなことにはその頃のお客様(お取り巻き?)の方々は何も気になさらなかったようです。(謎)

もう1頭いたメスも初回発情から7回連続出産くらいしていましたね。酷い話です。

今はもうこの犬屋さん、いろいろあってたぶん繁殖などやっていないと思いますが、残念なことに似たようなことをやる犬屋は他にもいるわけです。

きれいなサイト、楽しそうなブログ、ママはチャンピオン犬とか、ドッグショーで活躍中!などといった宣伝文句に騙されず、こういう倫理的なところを厳しくチェックしてほしいと思います。

同一のメスを連続で出産させているかどうかなどは、そのブリーダーがサイトやブログに出産情報を出していたり、あるいはブリーダーサイトのようなところに子犬を出していれば、それらをマメにチェックしているとだいたいわかるかと思います。

同じメスがほぼ半年ごとに出産していないか、年柄年中子犬が溢れていないか。

何頭の犬を抱えているのか。(これも大きな問題です)

多種多様な犬種を取りそろえて、犬のデパートになっていないか。

いつも子犬がいる、欲しい時、あるいはちょっと待てば子犬がすぐ入る、多犬種から選べるという「都合の良いブリーダー」と、きちんとした繁殖倫理に基づいた「良いブリーダー」は本来違うのです。

先日書いた記事もそうなのですが、本当にブリーダーを見極めてほしいですし、このような問題に対してきちんとした知識を持ってほしいです。

ちなみに、この時にやりとりをしていた動物のプロの方は、結局、都合のよいブリーダー(犬屋)に何の疑問も持たなかったようで、私は何のために必死でいろいろやりとりをしたのか、その徒労の大きさにガッカリでした。

あちらも、私のようなウルサイ人間とは付き合えないと思ったらしく、すでに音信不通です。(笑)

あれだけ伝えても理解しない・しようとしない・できない相手なら、これ以上話をしても無理だな、と思って残念ですが私は諦めました。

いつか気付いてくれることを願うしかないのですが、、、、たぶん無理でしょうね。。。

一番ガッカリしたのは、本人がどうこう、ではなくて「動物を扱うプロの立場の人」が現実にはここまで認識が低いという事実でしたけどね。

全ての人がそうではないと思うのですが、この問題はどこから手を付けたら解決するんでしょうか。。。

良い方法があれば教えてほしいです。

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2015年10月 9日 (金)

Farewell 南相木

先週の土日、両親の山小屋がある南相木村まで出かけていました。

天気が良かったので、土曜の朝は早めにうちを出て、富士山がきれいに見えることを期待してまずは山中湖へ。

犬たちもちょうどみんな揃ってきれいになっているので、うまくすれば年賀状用の写真が撮れるかも? と期待して。

ところが、到着してみたら残念、雲が多くて富士山が隠れていました。

しばらく粘ってなんとか頭が出てくる程度。

更に晴天の土曜ということが災いしたのか、人も犬も多く、取り囲まれたり他の犬に気が散ったりで落ち着かず、まともな写真になる気配ゼロ。

富士山もきれいに姿が出ていないし、、、ということで諦めました。

とりあえず並べてはみたものの、揃ってあっち向いてホイ状態だし。

Yamanaka

最近足元もやや怪しく、いろいろなことにストレスを感じるようになった感のあるリアンさん、周囲に人も犬も多くて落ち着かないので並べるのは無理と判断。

とりあえずなんとか単独でも富士山と記念撮影ができたので良しとしますか。。。

Leanne_fuji

その後、富士吉田市を抜け、御坂峠を越えて中央道から八ケ岳へ。

あちこち寄り道をしながら、南相木村に入りました。

南相木は、田舎の山で暮らしたかった父親が選んだ場所で、過疎の小さな山奥の村です。不便なんて一言では言えないほど不便な山奥。(笑)

ここで30年弱両親は暮らしたわけですが、去年、父親が短期でしたが入院するほど具合が悪くなったこともあり、両親も高齢ということで山の暮らしを諦めることになりました。今月末には山を下りるようになります。

小さな山小屋を今後どうするか、という話も去年から出ていたのですが、結局その後、山小屋は買い手がついたとのこと。

山小屋だけでも残っていれば、何かの機会にまたこの村を訪れることもあったかもしれませんが、これで私にとっても南相木に来ることは最後になるだろうと思われます。

Janis_aiki

翌日の日曜、南相木からの帰りは、再び富士吉田を抜けるルートで戻りました。

いつものように富士吉田の道の駅に寄って水汲み。

帰りはすっかり雲が出て、本来ならばきれいに大きく見える富士山はお休みでした。

ここにはドッグランがあるのですが、ドッグランの外の広場の方が足場もきれいで気に入っています。(笑)

Yoshida

富士吉田からは御殿場に抜け、御殿場から東名高速に乗り、秦野中井から先がいつものお約束の渋滞なので、秦野で降りて二宮に抜けて海岸沿いを通って戻るというコース。

お天気が良かったので海岸沿いも鎌倉あたりが相当混むかと覚悟していたのですが、予想外にすいていて比較的楽に帰って来られたのは良かったです。

そんなこんなで、さらば南相木。
ちょっと寂しいけれど、行くには微妙に遠い所だし、、、何かの機会で八ケ岳方面にでも行くことがあれば、立岩湖やその先の温泉にふらりと寄ってもよいかな、などとも考えていますが。

今回ちょっと残念だったのは、紅葉にはまだ少し早かったこと。紅葉していれば、周囲の山もとてもきれいな所です。また何かの機会があれば、ですね。

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